一般入試の合格発表が終わった。
入試が多様化しても、
合格発表がデジタルになっても、
当日の朝の風景は変わらない。
8時55分までの長さと、
たたみかけるような5分。
9時、
一瞬にして合否が判明する。
今年もまた、さまざまな受験生と走り続けた。
倍率2.7倍の戦いを勝ち抜き、
県外へ進学する生徒を皮切りに、
特色化選抜、推薦、そして一般入試へ。
「失礼しました」が口癖になるほど繰り返した面接練習。
着地点が定まらず、
何度も書き直して真っ赤になった原稿用紙。
先にゴールテープを切る仲間を横目に、
まだ走り続けなければならない日々。
そして最後の日、見送る背中。
連写されたような時間が、
一瞬にして胸の中に集まってくる。
生徒たちはそれぞれの想いを抱えて、
この春、新たなスタートを切る。
ここまでの頑張りは、
心の奥に静かに積み重なっている。
いつか立ち止まりそうなとき、
きっとそれが、また一歩を支えてくれる。