塾長ブログ

あんきゅう塾 今年もよろしくお願いいたします

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新しい年が明けました。

今年の干支は亥。

北九州市小倉南区、そして足立山の麓に位置するあんきゅう塾としましては、やはり和気清麻呂公のお話をしないわけにはいきません。

 

葛原にお住いの方は一度は耳にしたことがあると思います。

奈良時代に道鏡という悪名高い僧侶がおりました(歴史的には、です。当時は絶大な権力を持っていたのですが)

この道鏡、時の天皇に変わり、自分が皇位につこうと、宇佐八幡の神様から「道鏡を天皇につかせるように」とのご神託があったと嘘をつきます。

不審な点があったことから、調査の派遣に、和気広虫(清麻呂公の姉)に最初は白羽の矢がたちます。広虫は非常に病弱であったことから、長旅の負担を考慮し、清麻呂公が派遣されます。ご神託は偽物とわかり、道鏡は失脚せざるを得なくなります。

ところが、それを面白く思わない道鏡側の差し金により、清麻呂公は足を切られ、大隅国(いまの鹿児島)に流されてしまいます。姉の広虫も配流の処分がくだってしまいます。

大隅国までの道中で立ち寄った宇佐の海岸で、たくさんの猪たちが清麻呂公を待っていました。

猪たちに連れられ、宇佐八幡に行くと、豊前国(いまの小倉南区湯川)にいき、足を湯につけるように、とのお告げがあります。その通りにしますと、みるみる足が快方に向かい、それから、我が小倉南区の足立山は、足が立つ山という意味から、いまの足立山、と呼ばれるようになったのです。清麻呂公も姉の広虫も処分を解かれることとなりました。広虫は生涯、孤児の教育に情熱を注いだといわれています。

幼い頃から、清麻呂公の伝説をずっと聞いて育ってきた私としましては、亥という存在を、とてもありがたいものだと感じています。

今年は、その力をお借りすることができるよう、あんきゅう塾も、ますます励んでいきたいと思っております。

お付き合いいただきまして、ありがとうございます。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

 

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