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あたりまえの基準

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こんにちは。北九州市小倉南区にあります個人学習塾「あんきゅう塾」です。お立ち寄りいただきましてありがとうございます。

他の学習塾よりも当教室は子どもたちと接する時間が長いのではないかと思います。小学校からずっと通ってくださる方、ご兄弟皆さんが通ってくださる方。皆さん「あんきゅう塾ルール」をよくご理解いただいていますが、この時期は新しく入塾される方も多く、面談時によく保護者の方から「ほかの学習塾とは違いますね」「そんなこともできるのですか?」といった感嘆のお声をいただくことがあります。それはとても光栄なことです。

昨日、ある生徒と数学の問題を解いているとき、いつも通りに「約分して分母を有利化・・・」と説明していると「ことばが続くとわからなくなります」ということを言われました。それならば、と図解したりなるべく記号化した形で説明すると理解してくれたようでした。これは一つの例ですが、こういった事例もお話すると驚かれることが多いので折々で記事に挙げていこうと思います。学習の遅れが見られれば、そこまで立ち戻る。学校に行っていない期間があれば、試験対策などとうまく日程を合わせながら復習も取り入れる、保護者の方とは密に連絡をとる(実はこれが一番大きなウエイトをしめているかもしれません)教室運営の中で私にとってはあたりまえなのです。

と、ちょっと偉そうに書いてしまいましたが自分の基準が自分のものだけであるように「あたりまえ」の基準はとても厄介です。以前に記事でも挙げたことがありますが、むかしむかし、不登校気味の子や家に帰りたくない子を泊めていたり、学校へ同伴したりしていたこともありました。そのころの私にとってはそれが「あたりまえ」であったのでしょう。ただ自分にとっての「あたりまえ」が誰かの重荷であったり、不快であったりすることはただの傲慢になります。「あたりまえ」でたくさん失敗もしてきました。重苦しくもなく、かといって物足りなくもなく・・・。私のあたりまえが心地よく受け入れていただけるよう、まだまだ修行は続きます。

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